総務省の報道資料より引用
平成30年11月12日
中国総合通信局
山口市の一部地区でFM補完放送が始まります
〈山口放送株式会社のFM放送補完中継局に免許〉
中国総合通信局(局長:長塩 義樹)は、本日、山口放送株式会社のFM補完中継局の免許を行いました。これまで、山口市の一部地区は、山口放送のAMラジオ放送の難聴地域となっていましたが、今後は、FMラジオ(注)によって、同一内容の放送を聴取することが可能となります。
(注) 90.0~94.9MHzの周波数に対応したFMラジオ(「ワイドFM」、「FM補完放送対応」などの表示があるラジオなど)が必要です。
ワイドFM(FM補完放送)(総務省ホームページ)別ウィンドウで開きます
本中継局は、中国管内で19局目(山口県内で12局目)のFM補完中継局となります。
なお、開設に対し、総務省は、平成30年度予算により無線システム普及支援事業費等補助金(民放ラジオ難聴解消支援事業)50,195千円を交付しています。
* 免許した中継局の概要
1 申請者 山口放送株式会社
2 送信所設置場所 山口県山口市
3 局名 KRY山口鴻ノ峯FM
4 周波数 92.3MHz(メガヘルツ)
5 空中線電力 100W(ワット) (最大実効輻射電力110W)
6 放送区域概略図 別紙のとおり
7 放送区域内世帯数 約57,000世帯
8 本放送開始予定 平成30年11月12日
【参考】
FM補完放送とは、中波(AM)放送の難聴(都市型難聴、外国波混信、地理的・地形的難聴)地域を解消するためや放送局の強靭化のために、超短波(FM)放送用の周波数を用いて中波放送を補完する放送のことです。
東日本大震災において、震災直後にラジオが広く活用されたこと等を踏まえ、ラジオにより平時の生活情報や災害発生時の被災情報、避難情報といった国民に必要な情報が確実に提供されるよう、平成26年度に制度化されました。
FM補完放送は、主に地上アナログテレビジョン放送跡地の周波数を有効活用して行なわれます。
別紙
山口放送FM補完局 放送区域概略図
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